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都や郵船など、大井ふ頭で水素燃料RTG荷役実証

2024年10月21日 (月)

▲RTGによる荷役作業の実証(出所:日本郵船)

調査・データ東京都港湾局、日本郵船、ユニエツクスNCT、三井E&S、岩谷産業の5者は21日、同日より日本初となる水素を燃料としたRTGによる荷役作業の実証を開始したことを発表した。2023年5月30日に締結した協定に基づくもの。大井コンテナふ頭でタイヤ式門型クレーン(RTG)に燃料電池(FC)を実装し、同プロジェクトの成果を広く展開することで、荷役機械等の水素利用の普及促進を図り、東京港の脱炭素化を推進する。

同実証は、同ふ頭で稼働中のRTGのディーゼルエンジン発電機をFC発電装置へ換装することで、発電時にCO2を排出しない水素を燃料としながら、換装前と同等の荷役能力を得られるかを検証するもの。千葉県内の水素製造工場から同ふ頭へトレーラーで水素を運搬し、ふ頭内に設置した水素供給ユニットで水素を昇圧したうえで、RTG内の水素タンクへ充填する。FC発電装置に換装済のRTGによる荷役作業を行い、データ収集および分析を実施、ターミナルオペレーション上の課題や対応策などを検証するという。

実施場所は東京都品川区八潮2-5-2(大井ふ頭6/7号バース 日本郵船東京コンテナ・ターミナル内)、荷役作業の実施期間は10月21日-2025年3月末(予定)。

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LOGISTICS TODAY編集部
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