環境・CSR日本テトラパックは21日、大阪と神戸でアルミ付き紙容器のリサイクル啓発ワークショップを実施したと発表した。
このワークショップは2024年10月の3R推進月間に合わせて実施され、イオンリテールとテラサイクルジャパンとの連携のもと、消費者へのリサイクル啓発と参加促進を目的としている。
アルミ付き紙容器は主に豆乳や野菜ジュースなどの容器として使用され、内容物を光や酸素から保護するため、板紙やポリエチレンコーティングに加え、アルミ層も使用されている。牛乳パック同様にリサイクルが可能だが、回収拠点が地域限定的で店頭や行政などの回収場所が不足しているため、現状ではリサイクル率が極めて低く、大半が燃えるごみとして焼却処分されている。
特に関西エリアではこれまで回収・リサイクルルートがほとんど存在しなかった。このため同社は関係各所と協力し、24年9月末時点でイオン83店舗、スーパーマツモト7店舗、ライフ約160店舗での回収を可能にした。今後も回収拠点のさらなる拡大を予定している。
ワークショップは10月4日と5日にイオンモール大日(大阪府守口市)で、19日に神戸市主催の「かんぱく2024」で実施。大日では180人、神戸では80人以上が参加し、紙容器の構造やリサイクル方法について学んだ。
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