財務・人事日本パレットレンタル(JPR、東京都千代田区)は29日、日本政策投資銀行(DBJ)から「DBJ BCM格付」に基づく融資を受けたと発表した。DBJ BCM格付融資は、DBJが開発した独自の評価システムで、企業の災害対応や事業継続計画(BCP)への取り組みを評価し、BCM格付けを行い、格付けの高い企業に対して有利な条件で融資を行う。資金使途に制約はない。
JPRによると、同社ではBCP委員会のもと協力会社を含む防災体制を構築し、設備機器類を固定したほか、働き方の変化を踏まえた生活物資の確保を進め、在宅勤務下での被災を想定した避難訓練を実施するなど、防災力の強化に取り組んでいる。
また、自社に関わるリスクについて、毎年発生頻度や影響度の観点から分析して優先対応リスクを特定し、低減に向けてPDCAサイクルを構築。中長期的な観点からリスクコントロールに取り組むなど、全社的な危機管理体制も構築している。
こうした点に加え、電力や人員・資機材などの経営資源の在庫確保や同業他社との協力関係の構築、ITを使ったBCPの推進などによって、事業継続戦略の実効性を高めている点が評価され、格付けを取得した。
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