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スポットワークの平均時給は1182円、8月調査

2024年10月31日 (木)

調査・データ「多様な働き方」を調査研究するツナグ働き方研究所(東京都中央区)は30日、単発、短時間、短期間で働く「スポットワーカー」の雇用状況を定点観測する「スポットワークマーケットデータレポート」の8月分の結果を公表。求人倍率は2.46倍で前年比0.97ポイント増と大幅に伸びる一方、平均時給は1182円と通常のアルバイトの時給を8円下回った。

同研究所によると、例年8月は前月より求人数が減少し、求職者数が増加する傾向があり、ことしも求人数は13.8%減、求職者数は1.0%の増だった。その結果、前月比では求人倍率は0.42ポイント下がった。職種別の求人倍率では、運送・ドライバーが7.09倍、倉庫内、軽作業は2.19倍だった。

先行景気の先行指標とも言われる新規ワーク数は9万2222件で、前年比8.0%増となり、4か月連続で前年を上回った。主要職種では倉庫内・軽作業が前年比79.8%増ともっとも高い伸びとなった。

一方、首都圏・関西圏・東海圏での平均時給は1182円で、前月比で3円下がったものの、前年比では25円の増だった。リクルートの「アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると、通常のアルバイト平均賃金は1190円で、8円下回った。

主要な3職種でもっとも時給が高かったのが運送・ドライバーで1218円。アルバイトの時給より3円高かった。

もっとも賃金差が大きいのは、コンビニエンスストアのスタッフで、スポットワーカー1117円に対しアルバイトは1088円と、スポットワーカーのほうが29円高くなった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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