運送・ドライバー系のスポットワーク求人が伸長

調査・データ働き方の調査研究機関であるツナグ働き方研究所は24日、単発・短時間・短期間で働くスポットワーカーの市場について、ことし6月度最新データを公開した。新規ワーク数は前年同月比29％増で、主要職種では運送・ドライバー系が75.5％と伸長した。スポットワーク平均時給は1157円で、「運送・ドライバー系」のみ、通常のアルバイト平均時給がスポット時給を上回った。

新規ワーク数は前月比9395件増の7万4926件（前年同月比29％増）で、主要職種ではコンビニスタッフが4万3959件で最も多く、伸び率では運送・ドライバー系が最も伸長した。スポットワーク求人倍率は1.62倍で前月比でプラス0.12ポイント、前年同月比ではプラス0.04ポイントで2か月連続で前年同月を上回った。

首都圏・関西圏・東海圏のスポットワーク平均時給は1157円で、前月比マイナス14円、前年同月比プラス12円となり、通常のアルバイト平均時給1158円と比較すると、8か月ぶりにスポット時給がアルバイト時給を下回った。主要3職種で比較すると、コンビニと倉庫内・軽作業はアルバイト時給を上回ったが、運送・ドライバー系のみ、通常のアルバイト平均時給がスポット時給を上回る結果となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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