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ヤマト運輸、小口荷物のアジア向け翌日配達を開始

2013年5月27日 (月)

ロジスティクスヤマトホールディングスは27日、ヤマト運輸が同日から、アジアの宅急便展開地域向けに沖縄国際物流ハブを活用したアジア向け「国際宅急便」の小口荷物の最短翌日配達の取り扱いを開始する、と発表した。ヤマト運輸と月払いなどの法人契約を結び、「送り状発行ソフトB2」を利用している顧客が対象。

ヤマト運輸は昨年11月15日、沖縄ヤマト運輸が沖縄国際物流ハブを活用して24時間通関を実現し、第一弾として、「書類」を対象にアジアでの宅急便展開地域への最短翌日配達を開始。

今回の本格稼働は、通関作業にかかる時間を短縮する事前通関システムなどの構築で実現したもので、24時間通関・保税倉庫などの機能と施設をフル活用し、新たな「アジア圏ドアツードア一貫輸送プラットフォーム」を構築する第1歩に位置づける。

アジア向け小口荷物は、これまで発送から配達までに3-4日かかっていたが、書類と同様に最短で発送翌日にクロネコヤマトのセールスドライバーが配達する。料金は現行通りの水準を維持する。

輸送対象地域は、海外宅急便を展開している上海・香港・台湾の一部・シンガポール・マレーシアの一部で、夕方までの集荷であれば最短翌日配達が可能になる。

■リードタイム短縮の概要
リードタイム短縮の概要