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物流連、物流環境大賞に日通の取組みを選定

2013年5月30日 (木)

認証・表彰日本物流団体連合会(物流連)は30日、第14回物流環境大賞に日本通運の「エネルギー見える化システムNEES(日通エコロジー&エコノミーシステム)を活用した省エネルギーの取組」を選定したと発表した。

日通では、全国に2000か所あるエネルギー使用事業所のエネルギー使用量を正確に把握し、全社的に省エネの効果を上げるため、、エネルギー見える化システムNEESを開発して、エネルギー使用データを統一管理し、そのデータを各現場から自由に閲覧できるようにした。

NEESデータの実績・前年数値などを活用することで、目標の設定・取組の検証など、省エネルギー活動をPDCAサイクルで行うことが可能となった。このシステムを活用し、全社で削減目標を設けて取り組んだ結果、総電力使用量を前年から3.4%削減した。

今月23日、物流環境大賞選考委員会を開催し、大賞のほか特別賞など6件を表彰する。表彰式は6月24日、第一ホテル東京で開催する通常総会の席上で行う。

■物流環境大賞以外の受賞は次の通り。
物流環境保全活動賞(1件)
受賞企業:信越化学工業・日本貨物鉄道(JR貨物)・日本オイルターミナル
受賞功績:「鉄道モーダルシフトによる化成品輸送の効率化」

物流環境啓蒙賞(1件)
受賞企業:ヤマト運輸
受賞功績「『ネコロジー』を合言葉にした環境保護活動の推進」

物流環境負荷軽減技術開発賞(1件)
受賞企業:ボックスチャーター
受賞功績:「全国各地で環境配慮の『廃材ゼロ』を実現するJITBOXチャーター便リターナブル資材『Fitボード・Fitラック・Fitガード』の開発と流動管理運用」

物流環境特別賞(2件)
(1)
受賞企業:愛知県トラック協会
受賞功績:「トラック運送事業者に対する省エネ走行研修などの実施によるエコドライブの啓蒙・普及活動の推進」

(2)
受賞企業:プロロジス
受賞功績:「大型物流施設での環境負荷低減」