日本郵便、手紙文化振興でベネッセと提携

イベント日本郵便とベネッセコーポレーションは30日、共同で手紙文化の振興、世代間交流の促進などに取り組むと発表した。

親子を対象に「手紙を通じて人に気持ちを伝える大切さ」を感じてもらうための活動を、両社の共同イベントや切手・はがきを用いた教材セットの展開で行う。

日本郵便は、全国385万人の会員ネットワークや教育的な知見を持つベネッセと連携することで、子どもたちに手紙文化の浸透を図り「手紙を書く機会を増やす」ことを目指す。ベネッセは、全国2万4000か所の郵便局ネットワークを持つ日本郵便と連携することで、手紙やコミュニケーションに関する教育コンテンツを強化する。今後、郵便局ネットワークを活用したビジネス展開も検討する。

両社は当面の取り組みとして、（1）「こどもちゃれんじ」しまじろうの誕生25周年を記念した絵入りはがきの販売（2）多摩市で実施の親子イベントで「しましま郵便局（仮称）」を設置（3）共同企画した子ども向け教材の展開――などを行う。