認証・表彰三菱ガス化学(東京都千代田区)は、プラチナ構想ネットワークおよびプラチナ大賞運営委員会が主催する第12回プラチナ大賞において、同社と新潟県の取り組む「消化ガスを原料にバイオメタノールを製造」が優秀賞「グリーン技術革新賞」を受賞したことを発表した。
プラチナ大賞は、イノベーションによる新産業の創出やアイディアあふれる方策などにより社会や地域の課題を解決している企業や自治体などの取り組みを賞というかたちで称えるもの。
メタノールは資源循環型のグリーンメタノールに置き換えが可能なことから、船舶燃料や合成燃料の出発原料となる基幹物質として期待されているという。同社は、排出CO2や廃プラスチック、バイオマスなどからメタノールを製造し、燃料・発電用途や素材、化学品に供することで炭素循環を実現する環境循環型プラットフォーム「Carbopath(カーボパス)」を掲げ、地域のバイオマス資源を有効活用したメタノールの製造に取り組んでいる。24年3月には同社新潟工場(新潟県新潟市北区)近傍の新潟県新井郷川浄化センターから発生する消化ガスを原料に、国内で初めてバイオメタノールの製造を開始した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com