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入出荷管理システムのAUDERが1.2億の資金調達

2024年11月8日 (金)

財務・人事入受発注・出荷業務を効率化するプラットフォームサービス「AUDER(オウダー)」を運営するスタートアップ、AUDER(神奈川県横浜市西区)は8日、ポストシードラウンドで、マルイチ産商(長野市)や水産流通(東京都中央区)など4社を引受先とした第三者割当増資で、1億2000万円の資金調達を実施したと発表した。

引受先はほかに、日本国内のSaaS企業に特化した投資ファンドALL STAR SAAS FUND(シンガポール)と、中央フーズ(東京都江東区)。

AUDERは、管理者向けのWebアプリと、作業者向けのモバイルアプリから構成され、全ての操作や処理がモバイルアプリ上で完結するため、紙に書いた作業実績などが不用になる。

また、スマートフォンのカメラを数秒間かざすだけで、カゴ車に積載された数十点の商品をすべて認識できる一括認識や、RFIDなど各種自動認識技術を標準機能として搭載しており、作業の生産性を飛躍的に向上させる。

このほか、卸売業者と小売業者間の入出荷など、複数の事業者にまたがる取り引きもカバーし、入出荷の予定や実績データをリアルタイムに共有。上流から下流まで利用可能な共通ラベルの導入など、物流全体の最適化にも貢献する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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