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TOKAI、日本工装にバルブ事業を譲渡へ

2010年11月18日 (木)

産業・一般TOKAIは18日、同社のバルブ事業を譲渡することで日本工装と基本合意書を締結した。今後、正式な事業譲渡契約の締結に向けた協議を開始する。

 

TOKAIは、石油、石油化学、火力発電など向けの高温・高圧バルブやLNG向けの低温バルブを得意とし、グループの唯一の製造部門として事業を展開してきたが、急速な景気の悪化などによる事業環境の激変もあって受注が急減し、単独での業績改善の見通しが立たないことから、事業撤退を決めていた。

 

撤退公表後、事業譲渡の提案を受けて撤退方法を再検討した結果、来年3月31日としていた操業停止を見直し「日本工装グループへ事業譲渡することが最善の選択」と判断したもの。TOKAIのバルブ事業と富士川工場の土地・建物を含む資産を譲渡する方針。来年2月1日の譲渡を目指す。