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日本郵船クルーズ、アート公募展受賞作発表

2024年11月11日 (月)

認証・表彰郵船クルーズ(日本郵船グループ)は11日、新造クルーズ客船「飛鳥Ⅲ」の2025年就航を前に実施したアート公募展「クルーズ客船『飛鳥Ⅲ』アート公募展」の授賞作品と入選作品126点を発表した。この展覧会は「日本の四季を旅する」をテーマに、一般から絵画と写真作品を公募し、2300点の応募が寄せられた。

審査は日本画家の平松礼二氏、土屋禮一氏、千住博氏、洋画家の田村能里子氏、人間国宝の漆芸家室瀬和美氏、海洋写真家中村庸夫氏、飛鳥クルーズアンバサダーの小山薫堂氏が担当。郵船クルーズが協賛する日本郵船賞には、髙木右京さんの「船いっぱいの僕のまち(田原)」が選ばれた。この作品は船の形の中に船から見える景色が描かれており、海の生き物や花火、風力発電設備などが盛り込まれている。日本郵船はこの作品について、企業理念“Bringing value to life.”を反映する作品と評し、髙木さんは「幼少期から船で働く父の姿を見て育った経験が制作に影響を与えた」とコメントしている。

受賞・入選作品は「飛鳥Ⅲ」の船内に2年間常設展示される予定で、2025年の就航時に乗船者に公開される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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