国際三一集団(SANY、中国)は12日、港湾の省エネ・炭素削減に向けた取り組みとして、天津港のタイヤ・クレーン自動化プロジェクト「H-Move2.0インテリジェント・システム」で大きな成果を上げたと発表した。
港湾機械子会社の三一海洋重工が推進する、GPS、AI(人工知能)視覚化、3Dスキャン画像処理などの技術を統合したシステムにより、タイヤ・クレーンの自動化効率が向上し、1時間当たりの運用回数が向上。従来の手動操作では1時間当たり15-16回だった運用が、試験運用の結果、20回を達成するなど、手作業を上回る成果を上げた。また、操作異常の発生率が2.78%に抑えられ、1人の作業者で最大6台のタイヤ式ガントリークレーン(RTG)を管理可能にする自動化レベルも確立した。
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