
▲小型ロボットへの3DToFカメラ搭載イメージ(出所:TOPPANホールディングス)
サービス・商品TOPPANホールディングス(HD、東京都文京区)は20日、ロボティクス向けとして開発した「3D ToFセンサ」の距離精度や高速撮像を向上し、小型化と電力消費量を低減した「新型3D ToFセンサ」を開発したと発表した。
新型同センサでは、第一世代に搭載されている4つの性能(長距離測定、屋外測定、高速撮像、複数台同時駆動)に加えて、「HDR機能」、「画素ビニング機能」を内蔵することで、より高い精度で距離の測定とデータ転送の最適化を実現。
また、センサの電力消費量を削減する「ディープパワーダウンモード」の実装と、回路設計の最適化によるセンサチップの小型化を行うことで、小型な配膳ロボットやロボット掃除機、バッテリー駆動のスマートグラスなどに搭載するカメラの3D ToFセンサとして活用できる。
同製品は2025年5月からサンプル出荷を開始し、10月に量産を開始する。また同社は同製品を、12月4日-6日にパシフィコ横浜で開催される「国際画像機器展2024」に展示する。
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