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蛇の目ミシン、事業再編で想定上回る損失

2013年6月18日 (火)

荷主蛇の目ミシン工業は18日、事業再編に伴う引当金が想定を上回ることになったと発表した。

同社は、前払式割賦販売業務の廃止を前提とした月掛予約契約の解消を進め、これに伴うシステム構築費用、契約者への問合せや返金費用などの見込額を事業再編引当金として計上していた。

計画していた契約者への問合せ作業は前年度末でほぼ終了していたが、今年度中の前払式割賦販売業務の廃止をより確実なものとするため、これまで問合せに対し返答のなかった契約者に対して、再度はがきなどによる問合せを開始。

再問合せを開始したところ、契約者からの解約返金の申し出が新たに生じ、返金支出額が前年度末の事業再編引当金を上回る見込みとなったもの。同社は「再問合せを開始して間もないことから増加金額が見積もれないため、現時点では当年度の業績に与える影響は不明」としている。