ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東ガス、初の商用水素ステーションを建設

2013年6月21日 (金)

荷主東京ガスは21日、さいたま市と東京都練馬区に燃料電池車用の水素ステーションを建設すると発表した。

同社が新設するのは、「浦和水素ステーション」と「練馬水素ステーション」(ともに仮称)で、既存の天然ガススタンドと併設する一般商用の水素ステーションとして、日本で初めて建設する。

これまで実証事業として、「千住水素ステーション」(東京都荒川区)と「羽田水素ステーション」(東京都大田区)の建設・運転を行ってきたが、自動車メーカーが2015年に予定している燃料電池自動車の一般販売開始に合わせ、2か所の商用ステーションを建設することにしたもの。

浦和ステーションを秋頃、練馬ステーションを7月に建設着手する。

両ステーションの建設は、経済産業省の「水素供給設備整備事業費補助金」の交付を受けることが21日付で決定。浦和ステーションは、さいたま市が推進する「ハイパーエネルギーステーションS」「エネルギー安定供給拠点地区」を目指し、市が整備支援として創設する「ハイパーエネルギーステーションS」設置費補助制度の活用を含め、市と連携を図りながら建設を進めていく。