環境・CSR岩谷産業は、滋賀県で初の水素ステーションを大津市に完成させ、15日から営業を開始した。
同社はこれまでに兵庫県尼崎市、北九州市、東京都港区、埼玉県戸田市などで11か所の水素ステーションを開設しており、今回の「イワタニ水素ステーション大津」で12か所目。
新ステーションは同社のCNG充てんスタンドの跡地に建設したもので、京都市から近く、利便性の高い国道1号線沿いにあることから、京都府、滋賀県内の燃料電池車(FCV)ユーザーを中心とした利用を想定している。
ステーションは液化水素によるオフサイト供給方式を採用し、燃料となる水素は、堺市の同社液化水素製造プラント「ハイドロエッジ」からローリーで輸送する。
同社は3月末までに水素ステーションを20か所整備する計画で、残る8か所でも完成に向けて取り組んでいる。