ダブル連結トラック導入で表彰、センコーなど6社

認証・表彰国土交通省が6日に発表した「物流パートナーシップ優良事業者表彰」で、ダブル連結トラックを活用した共同配送を導入して輸送の効率化とCO2排出量の削減を実現したとして、センコーなど6社が強靭・持続可能表彰に選ばれた。

表彰されたのは、センコーのほか、フジテック、プライムポリマー、積水樹脂、旭化成建材、不二製油、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスの5社。各社が協力して、関東と関西の間の輸送について、いったんセイコーの物流拠点を貨物集約し、関東と関西の間の物流拠点の間をダブル連結トラックによる輸送とした。途中には中継拠点を設けて、運転を交替させて、ドライバーが日帰りできるようにした。

また、事故やトラブル時に備え、ピントルフック付きトラクタを開発し、万が一のときも配送や車両の回収ができる態勢を整えた。

これによって、トラックの台数を年間720台（25%）削減できたほか、ドライバーの運転時間も年間9732.6時間（38.4%）短縮。CO2排出量も年間329.7トン（26%）削減できた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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