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住友ゴム工業、暖冬の影響受けずにタイヤ開発

2024年12月17日 (火)

▲「NICE」屋内氷上試験路(出所:住友ゴム工業)

国内住友ゴム工業(神戸市中央区)は17日、冬用タイヤ開発拠点である名寄タイヤテストコース(北海道名寄市)内の屋内氷上試験施設「NICE(Nayoro indoor ICE field)」に冷却装置を導入したと発表した。

暖冬の影響で冬用タイヤの開発期間は年々短くなっており、気象変化に左右されない安定したタイヤ開発を行うべく導入を決定した。これによって、従来2か月(1月-2月)だったメインの開発期間を4か月(12月-3月)に延ばすことが可能となる。さらに、国連規定で定められた氷上性能の基準をクリアしたタイヤを表す「アイスグリップシンボル」のマイナス5度からマイナス15度の路面温度での開発試験にも対応する。

15日には名寄テストコースで竣工式が開催された。同コースでは冬シーズンの凍結路や圧雪路におけるタイヤ性能の試験・解析を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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