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横浜ゴム、旭川にアイスリンクのタイヤ旋回試験場

2023年2月8日 (水)

荷主横浜ゴムは7日、北海道旭川市のタイヤテストコース「北海道タイヤテストセンター」に、冬用タイヤの氷の上での旋回性能をテストする「屋内氷盤旋回試験場」を開設し、1月5日より稼働を開始したと発表した。氷上での旋回を試す屋内試験施設としては国内最大という。

発表によると、この新試験場は凍結路面での旋回性能を向上させる目的で開設した。屋外試験と比べ、天候や気温などの外的要因の影響を受けにくく、氷面状態を安定的に保つことができる。そのため試験データの精度が向上し、より高度な技術開発を効率的に行える。建物は全長、全幅とも56メートル、建物内の高さ(最高部)は12.3メートル、氷盤面積は1960平方メートルで、旋回半径10~22メートルまでの試験が可能だ。


▲屋内氷盤旋回試験場(出所:横浜ゴム)

同センターには、別の「屋内氷盤試験場」もあり、そこには氷の表面温度をマイナス10度~0度までコントロールできる国内最大級の冷媒装置が設置されている。同社は両施設での試験を効率的に組み合わせ、安全性をさらに高めた冬用タイヤの開発を加速する方針だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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