環境・CSR国土交通省九州地方整備局は13日、大雪時の幹線道路(太宰府–久留米間)における交通確保の取り組みについて発表した。
九州地方では2016年1月に各地で大雪となり、特に太宰府-久留米間で国道3号などを中心に顕著な交通渋滞が発生。九州の道路交通の要所となる鳥栖ジャンクション(JCT)周辺(太宰府-久留米間)の高速道路や国道3号などにおける大雪時の道路交通障害の低減を図るため「大雪時の幹線道路(太宰府-久留米間)交通確保に関する連絡調整会議」において、今年度の取り組みをまとめた。
大雪が予測される場合、九州地方整備局や福岡管区気象台、西日本高速道路(NEXCO西日本)などの関係機関が情報共有を強化し、迅速な通行規制や除雪作業を行う。また、地域の経済活動への影響を抑えるため、公共交通機関の利用促進や交通需要の抑制策が講じられる。
また、関係機関は情報共有のための連絡本部を設置し、大雪発生時の迅速な対応を図る。具体的には、道路情報板や信号サイクルの調整、計画的な通行止めによる除雪作業などが実施される予定だ。また、九州運輸局やトラック協会、バス協会なども協力し、輸送の安全確保やドライバーへの対策指導を進める。
さらに道路利用者には、大雪が予測されている場合、不要不急の外出を控えるとともに、広域的なう回、出発時間の変更などを呼びかけた。
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