サービス・商品産業プラントの設計、施工、メンテナンスなどを手掛ける旭テクノロジー(兵庫県姫路市)は7日、来月4、5日の両日、神戸国際展示場(神戸市中央区)で開催される「国際フロンティア産業メッセ2025」に出展すると発表した。ドローンを使った産業プラントや橋梁、下水道などの点検、測量技術などを紹介する。
同展示会は毎年、神戸で開催されている西日本最大級の産業総合展示会で、企業や大学、研究機関による先端技術を紹介するほか、新たな製品やサービスの展示、基調講演、セミナー、交流会などの開催で、技術交流やビジネスマッチングの場としている。昨年は2日間で1万5400人が来場した。
今年は550社以上が出展する予定で、ドローン関連企業も34社以上が参加する。年々高まるドローンへの関心に応えるため、「特設ドローンゾーン」が設けられ、出展者間の交流イベントも開催される。

(出所:旭テクノロジー)
同社はドローンを使った点検、メンテナンスだけでなく、ドローンの導入計画から現場での運用体制構築、操縦者の教育、導入後の保守対応を一貫して支援する「完全伴走型サポート」のサービスにも力を入れている。
展示会のブースでは、同社が手掛けるドローンを使ったプラントや発電所、橋梁、下水道など社会インフラの点検・管理サービスや鉄道分野での設備点検事例、水中ドローンとAIを活用した点検や測量の実例などを紹介する。自動離発着・自動充電ステーションを使った全自動の運用事例もある。
また、配管内や危険箇所の点検に使われる小型ドローンや物流用の次世代型輸送機などを実機展示する。
2日目の5日には、大阪・関西万博でも展示した点検ドローン「ELIOS 3」のプレゼンテーションを特設会場で行う。ELIOS 3は「空飛ぶデータ収集デバイス」として、橋梁や下水道、プラントなどの狭い場所や危険箇所の点検に活用されている。
同社は「これまでの点検実績や導入効果をもとに、現場で求められる実践的な活用法をわかりやすく紹介する」としている。
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