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名古屋港、特例港湾運営会社申請へ合意形成

2013年7月12日 (金)

ロジスティクス名古屋港管理組合は12日、今後のコンテナターミナル運営の効率化に向け、民営化のあり方を検討する「名古屋港コンテナターミナル運営民営化協議会」の第3回会合を9日名古屋港湾会館で開催したと発表した。

特例港湾運営会社として想定している名古屋港埠頭と、名古屋コンテナ埠頭との合併を検討していくことが確認されるなど、埠頭による一元的な管理運営に向けた議論が行われた。

名古屋港での特例港湾運営会社の指定申請期限は2014年9月11日となっていることから、今後は、特例港湾運営会社の姿やメリットを明確にしつつ、12月に予定している次回協議会で港湾運営会社制度導入方針の合意形成を図り、14年9月頃、埠頭による特例港湾運営会社の指定申請を行う方針を確認した。

特例港湾運営会社は、11年3月の港湾法の改正により創設された「港湾運営会社制度」により、国が「湾で一つ」の港湾運営会社の指定を行うもの。制度の施行当初は、湾を一体的に運営する港湾運営会社の指定の申請がなされない恐れもあることから、統合までの間、暫定的な措置として、「港で一つ」の特例港湾運営会社の指定を行うことができる。

■資料「名古屋港における港湾運営会社制度の活用の方向性」ダウンロードURL
http://www.port-of-nagoya.jp/topics/portnews/No.144/130709mineika3/gaiyo.pdf