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名古屋港埠頭、初代社長に元商船三井の生田氏内定

2014年6月9日 (月)

ロジスティクス名古屋港コンテナターミナル運営民営化協議会はこのほど開催した会合で、名古屋港の特例港湾運営会社として申請する名古屋港埠頭の初代社長に、商船三井の社長・会長を務めた生田正治氏を迎えるとの方針を報告した。

特例港湾運営会社の指定申請期限が9月11日に迫る中、申請要件の1つとなっている「民間からの社長登用」について、申請環境を整えるもの。

もう1つの申請要件となっている「民間からの出資」は、第三者割当増資によって名古屋港運協会、名古屋ユナイテッドコンテナターミナル(NUCT)、飛島コンテナ埠頭(TCB)からそれぞれ1000万円の出資を受け入れる方針。

25日に開催される名古屋港埠頭の株主総会・取締役会を経て、生田氏の社長就任が正式に決定。第三者割当増資は8月頃に行う。

名古屋港コンテナターミナル運営民営化協議会は今回で最後の開催。今後は名古屋港埠頭が公共コンテナターミナルである埠頭群を一元的に管理運営する主体として、経営、運営組織の強化を図っていく。