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上半期のチェーンストア販売額1.5%減少

2013年7月22日 (月)

産業・一般日本チェーンストア協会が22日公表した、同協会加盟の57社・8108店舗の上半期(1-6月)の販売概況によると、1月から6月までの総販売額は6兆1632億円余、前年同期に比べて1.5%減少した。

13年上半期の売上は、全国的に気温が低く推移したこと、アベノミクスによる経済効果が一般消費の場まで届いていないこと、野菜の相場安の影響などもあり、総販売額の前年同期比は前年を下回る結果となった。

1月は全国的に気温が低く、関東地方では大雪となるなど全国的に悪天候だったことや冬物衣料の動きが鈍かったことなどから不調。2月は農産物が相場安から苦戦、冬物・春物衣料の動きも鈍く、昨年は閏年により営業日数が1日多かったこともありマイナスとなった。3月は気温の上昇により、お花見需要の前倒しや、春物、初夏物衣料が好調に推移したことから13カ月ぶりにプラスとなった。

4月は野菜の相場安や、気温が低かったことから2カ月ぶりのマイナスとなった。5月は低気温により夏物衣料が不調だった。6月は、気温の急激な上昇や空梅雨による好天候などに後押しされプラスとなった。