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JXグループ、豪州北西大陸棚でガス田発見

2013年7月23日 (火)

荷主JXホールディングスは23日、JX日鉱日石開発のオーストラリア現地法人がオーストラリア北西大陸棚海域WA-49-R鉱区(西オーストラリア州・カーナーボン堆積盆)内のビアンキ構造で、天然ガスを発見したと発表した。

今回の発見は、水深240メートルの海底から同構造に掘削された評価井ビアンキ-1で電気検層を行った結果、主目的層のムンガルー層で112メートルにおよぶガス層を確認したもの。

このガス層は、2011年4月に天然ガスの存在を確認した同鉱区内のゾラ構造から北東6キロメートルに位置しており、同社は「検層による評価ではゾラ構造と同等の良好なガス層と考えらる」としている。

ゾラ構造周辺域(グレーターゾラ・エリア)の北部での炭化水素集積を確認するものであり、同社は「既存、計画中のガス生産施設近傍に位置する同エリアの商業化に向けた検討作業を促進するもの」と期待感を示している。