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サッポロビール、京葉物流センターを譲渡

2010年11月30日 (火)

話題サッポロホールディングスは30日、サッポロビールが所有する「サッポロビール京葉物流センター」(千葉県習志野市茜浜)を信託設定し、信託受益権を譲渡すると発表した。

 

サッポロHDでは、全社的な物流網の再構築・最適化、資産効率化・流動化の一環から、同センターの位置付けなどを検討してきたが、「サッポロビール社での将来的な物流スキームの再構築に向けた方針が固まった」として、物件を譲渡することにしたもの。

 

同センターの信託設定を行った上で信託受益権を譲渡する方針で、譲渡先はサッポログループと無関係の事業法人が組成するSPC(特別目的会社)。

 

譲渡対象資産は京葉物流センターの土地5万8070平方メートル、物流倉庫4棟を含む建物8棟(延床面積3万1023.40平方メートル)で、帳簿価額128億円に対し、44億円で譲渡する。譲渡損84億円は特別損失に計上する。引渡期日は12月22日。