鉄道・海運事業者などが行う運輸施設の整備を促進する鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)が、保有するトンネルを売却するため、「倉庫」や「資材置き場」「ワイン貯蔵庫」などへの活用を提案している。
使用されなくなったトンネルの用途として、同機構は倉庫・資材置き場に使用されるケースを想定しているが、1年を通じて温度が安定していることから、その特性を活かして「ワイン貯蔵庫」「きのこ栽培」「味噌・酒・醤油の貯蔵や熟成」への活用が考えられるとしている。トンネル内は湿度が70%以上、温度は摂氏17-20度で安定している。