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住友電工、インド貨物専用鉄道向け電車線受注

2018年7月10日 (火)

国際住友電気工業は10日、インド政府が進めている貨物専用鉄道(DFC)建設プロジェクト向けに全長3400キロの電車線(トロリ線)を受注し、納入を開始したと発表した。

国際協力機構(JICA)とインド政府は、デリー-ムンバイ間産業大動脈構想を進めており、その一環としてDFC西回廊(デリー-ムンバイ間)と東回廊(デリー-コルカタ間)の貨物鉄道建設を進めている。

DFC西回廊の建設は、インド鉄道省傘下の貨物専用鉄道公社が手がけており、双日とインドのLarsen & Toubro社のコンソーシアムがその電化工事を受注している。住友電工は同コンソーシアムから、トロリ線の耐久性、耐熱性に優れている点や、国内外鉄道市場への納入実績などが評価され、同社海外鉄道案件としては過去最大の全長3400キロ(路線距離1340キロ分)のトロリ線が採用された。

納入するトロリ線は、レワリ-ジャワハルラール・ネルー港間に使用される。

▲トロリ線