調査・データ国土交通省は24日、港湾調査の電子化システム「サイバーポート(調査・統計)」の効果測定結果を発表した。
同システムの利用により、報告者の作業時間が従来比で平均35%、港湾管理者の作業時間が平均37%削減されたことが明らかになった。特に輸出入手続を扱うシステムNACCSとの連携機能を利用した場合、作業時間は最大59%削減される結果が得られた。
サイバーポートは、港湾管理者や事業者間の情報を電子化し、効率化を図る情報プラットフォームである。2024年1月から運用が開始され、現在では全国の甲種港湾163港のうち125港で利用が可能となっている。また、調査票の提出が可能な事業者は603か所に達しており、調査業務全体の負担軽減に寄与している。NACCS連携機能により、一部の調査票では最大9割の項目が自動入力されるため、効率化の鍵となっている。
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