調査・データJFEエンジニアリング(横浜市鶴見区)は31日、横浜川崎国際港湾と共同で、横浜港南本牧ふ頭にて大型ガントリークレーンの遠隔操作に関する実証実験を開始したと発表した。国内港湾での実施は初めてで、コンテナターミナルの高度化と労働環境の改善を図る。

▲横浜港南本牧ふ頭のガントリークレーン(出所:JFEエンジニアリング)
同実験では、横浜川崎国際港湾が保有する24列9段積コンテナ船対応の大型クレーン(JFEエンジニアリング製)を使用し、地上や船上の作業者、コンテナの状況をカメラやセンサで検知しデータを収集する。これにより大型コンテナ船対応クレーンの遠隔操作化に必要な技術的課題を検証する。
同取り組みは、JFEエンジニアリングが2023年度に国土交通省の港湾技術開発制度に採択された「ガントリークレーンの遠隔操作化に関する技術開発」に基づいており、労働力不足の解消と港湾荷役作業の効率化に寄与する。
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