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港湾DX推進へサイバーポートを機能強化

2024年9月3日 (火)

ロジスティクス国土交通省は8月27日に公表した来年度予算概算要求のなかで、港湾事業のDXを推進するため、同省が運営する港湾物流プラットフォーム「サイバーポート」のさらなる機能強化を進め、利用促進を図る方針を明らかにした。また、港湾の建設工事現場で、デジタル技術を最大限活用し、生産性の高い建設現場の実現を目指す。

サイバーポートは、港湾に関する情報をデジタル化して一元管理するプラットフォームで、2023年4月から運用が始まった。現在は、民間事業者間の港湾物流手続きや、港湾管理者の行政手続き、港湾の計画から維持管理までのインフラ情報などを電子化し、データ連携している。

25年度は、さらに海外貨物輸送情報の可視化やデータ利活用機能の構築、他システムとの連携機能の高度化を進め、さらなる利用促進を図る。

同省の調査では、サイバーポートの利用事業者は最大60%の時間削減効果を得られた。また、一部の事業者は従来の紙、電話、FAXによる問い合わせを、サイバーポートに完全移行した。

また、同省は港湾建設工事でDXを進めるため、ICT施工や3次元データの活用を図っているが、25年度は作業船の自動・自律化施工について検討を進めるとともに、港湾整備BIM/CIMクラウドと、自動・自律化システムや施工管理システムなどのデータ連携を進め、さらなる効率化を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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