調査・データオランダのトラックメーカーDAF(ダフ)は28日、同社親会社で大型トラックメーカのパッカー(米国)は、2024年の年間売上高が336億6000万ドル、純利益が41億6000万ドルとなったと発表した。
特に部品事業の成長が収益に貢献し、新たな物流拠点の整備による供給力向上を進めている。同社は欧州市場での競争力を高めるため、ドイツに新たな部品流通センターを開設した。
パッカー・パーツは24年の年間売上高が過去最高の66億7000万ドルに達し、税引前利益は17億1000万ドルを記録した。これに伴い、ドイツのマースバッハに24万平方フィートの新たな部品流通センターを開設し、欧州最大のトラック市場であるドイツ国内の部品供給体制を強化した。同センターの開設により、DAFディーラーや顧客への部品配送が迅速化され、車両の稼働時間向上が可能になる。
今後の成長戦略として、トラック工場の拡張および電動トラック事業の強化を進め、オハイオ州チリコシのケンワース工場やメキシコ工場の拡張に加え、オランダ・アイントホーフェンに電動トラック組立工場を設立する。
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