タケエイが、札幌のリサイクル事業を子会社化

M&A廃棄物処理やリサイクル事業などを展開するTREホールディングスは18日、連結子会社のタケエイ（東京都港区）が、リサイクル事業のイーアンドエム（札幌市西区）の株式を取得し、子会社化すると発表した。大規模な半導体投資による経済波及効果が期待される北海道で、事業拠点を確保するのが目的で、事業の拡大と多角化を目指す。道内の子会社はTRE ガラスに次ぎ、2社目となる。

イーアンドエムは札幌市を中心に、資源ごみや段ボール、古紙の回収、産業廃棄物の回収・処分などを手がけ、最近は建設廃棄物リサイクル事業にも参入した。同社の取引先は自治体や飲料メーカーなどで、TREは「グループが推進する公民連携、動静脈企業間連携において、地域のニーズを踏まえ、地元同業者も含めた地域企業との円満な関係を構築しつつ、取引先への提案力強化に資する」としている。同社の子会社、リサイクルサービスはタケエイの孫会社になる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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