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米トラック製造のパッカー、車両稼働率アップで好調

2021年7月28日 (水)

▲DAFの「XG」モデル(出所:DAF)

国際オランダの商用車メーカーのダフ・トラックス(DAF)などを傘下に持つ米パッカーは27日、2021年第2四半期(4-6月)の業績を発表し、大幅な増収増益となったことを伝えた。売上高と金融サービス収入は58億4000万米ドル(6411億円)で、前年同期比91%増。純利益は4億9290万米ドル(541億円)で3.3倍増だった。全世界のトラック納入台数は4万100台。

特にパッカー・パーツが「記録的」な業績で全体をけん引し、売上高は12億1000万米ドル(1328億円)、税引前利益は2億6560万米ドル(292億円)で、ともに過去最高だった。業界のトラック稼働率の高さ、「パッカー・パワートレイン」を搭載したDAFなどのトラックの増加、ECプラットフォームの成長が要因だという。

DAFは6月には大型トラックの新モデルとして「XF」「XG」「XGプラス」を発売。欧州の新たな車両寸法規制に対応した合理的なデザインで、最大10%の燃費向上を実現した。