ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本ハム、組織変更と物流部門の再編

2025年2月3日 (月)

財務・人事日本ハムは1月31日、取締役会においてことし4月1日付の組織変更と役員異動を決定し、物流関連部門の強化を中心に再編を進めると発表した。海外事業本部を廃止し、食肉事業本部および加工事業本部にその業務を再編する。

今回の組織変更では、従来の海外事業本部を解消し、輸入食肉事業部と豪州事業部を新設することで輸入および海外ブランド牛肉の流通網を最適化する狙いがある。特に豪州牛肉の国内外需要に対応すべく、豪州事業部を新設し、現地食肉事業6社を傘下に置く。また、食肉トレーディング会社や海外の鶏肉生産販売会社なども新たに輸入食肉事業部の管轄下に移管することで物流効率を向上させる。

さらに、加工事業本部には海外統括事業部を新設し、北米やアセアン地域における加工品の製造と販売を一元管理する。これにより、国内で培った加工技術を海外へ展開し、主要ブランドである「シャウエッセン」などの市場拡大と物流網の整備を加速させる。

取締役の昇格と職務変更は以下の通り。
氏名:前田文男
新役職:取締役副社長、副社長執行役員、経営企画部、経理財務部、成長戦略プロジェクト担当
旧役職:取締役専務執行役員、食肉事業本部長

氏名:片岡雅史
新役職:取締役
旧役職:取締役副社長、副社長執行役員、経理財務部、サステナビリティ部担当

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com