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DHLジャパン、個人向け商品を刷新、カーボンニュートラル化

2010年12月2日 (木)

ロジスティクスDHLジャパンは1日、個人顧客向け商品「DHLエクスプレス・イージー・シンプルパック」のサービス内容を「カーボンニュートラルな輸送」にリニューアルした。リニューアルに合わせて、同社は1日から31日まで、同商品の利用客を対象としたキャンペーンを実施する。

 

DHLエクスプレス・イージー・シンプルパックは、封筒、ボックス、ビッグボックスの3つのタイプの専用梱包材に詰め放題で、重量に関わらず、アジア・パシフィックゾーン、アメリカゾーン、ヨーロッパ他ゾーンと、3種類のゾーン別一律料金となっている。全国129取扱店の店頭で発送手続きができ、航空機燃料割増金の影響による月々の価格変動もない。

 

リニューアルでは、顧客の貨物輸送時に排出されるCO2を別の場所で相殺する「カーボンニュートラルな輸送サービス」に進化した。サービスの売上の一部を自動車用代替燃料の開発、ソーラーパネルや森林再生プロジェクトなどの認定を受けた炭素マネジメントプログラムに再投資することで、輸送過程で排出された二酸化炭素を相殺する。

 

DHLと親会社のドイツポストDHLは環境に対する取り組みを進めており、「2020年までにCO2排出量をグループ全体で30%削減する」目標値を設定した環境プログラム「GoGreen」を発表している。

 

また、今回のリニューアルでは梱包材のサイズ、仕向け地のゾーニング、料金の変更を実施し、顧客の利便性を向上させる。梱包材はこれまでのボックスタイプを大型化するなど、汎用性の高いラインナップに。ゾーニングは今までヨーロッパ他ゾーンに設定されていたグアム、フィジー、サイパン、タヒチ、サモア、パブアニューギニアといった諸島部をアジア・パシフィックゾーンに組み入れることにより、諸島部への輸送がより利用しやすい料金になった。ゾーン別一律料金も、需要の高いアジア・パシフィックゾーンの封筒タイプ、ビッグボックスタイプ、アメリカゾーンのビッグボックスタイプを値下げした。

 

リニューアルキャンペーンでは、利用した日本在住の顧客の中から抽選で500人にDHLオリジナルノートを贈呈する。