
(出所:ユニ・チャーム)
ロジスティクスユニ・チャーム(東京都港区)は4日、連結子会社のユニ・チャームプロダクツ(香川県観音寺市)の豊浜ロジスティクスセンターに、トランコム(名古屋市東区)の自動化設備を導入し、今年1月から本格稼働を開始したと発表した。
自動化設備が導入された豊浜ロジスティクスセンターは、同社グループの物流拠点として製品の保管や荷役作業、配送手配を行っている。同センターでも、2024年問題による人手不足や輸送能力の低下といった影響が懸念され、荷役作業の効率化とトラックの回転率の向上が課題となっている。
そこで、実績のあるトランコムの自動化設備を導入し、荷役作業の効率化を図ることになった。
導入した自動倉庫は、1階が入庫、出庫部分で2階がケースの保管フロア、3階はパレットの保管フロアとなっている。2階は3層構造、3階は2層構造となっており、搬入された製品は1階からいったん3階の保管レーンに送られた後、自動で各レーンに送られ、出荷時には自動で必要量が1階に下ろされる。
同社では自動化で、荷役人員を50%削減できるほか、スペースを効率的に利用することで、保管能力を10%向上できるとしている。今後もトランコムと協力して、持続可能なサプライチェーンの再構築に取り組むという。
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