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ZMP、通販物流倉庫の廃棄資材搬送を自動化

2019年12月6日 (金)

荷主ZMP(東京都文京区)は6日、同社の無人搬送機「キャリロAD」の自律移動モデルが、住友商事グループのベルメゾンロジスコ(岐阜県可児市)が運営する大手カタログ通販の物流倉庫に導入され、廃棄資材の回収・処理作業の自動化・省人化に貢献したことを発表した。

同倉庫では、「キャリロAD」を作業エリア内で周回移動させながら各作業ステーションの前で数十秒間停車させ、作業員によって積み込まれた廃棄資材を処理場まで搬送する一連の作業を自動化。導入前は廃棄資材の回収、処理、搬送作業に3人以上の人手が掛かっていたところを1人の作業者で同じ仕事量を行うことが可能になったほか、導入の副次的な効果として、作業員が周回通路上に障害物となるものを置かなくなったため、作業エリアの整理整頓が維持されるようになったという。