荷主電気自動車(EV)開発などを手掛けるピューズ(東京都千代田区)は20日、業務用途向けの実用的な超小型電気自動車の試作開発を開始した、と発表した。
30年にわたるEV開発業務で培ったノウハウを基に、実用的な超小型EVを開発し、急速充電による充電時間の短縮、使用形態を考慮した電池容量の最適化、既存部品の流用により、稼働率の向上と低価格化につなげる。また、自動車として必要な信頼性や安全性を維持し、EVの普及促進を目指す。
今年度中に開発をほぼ終了し、2014年度には複数のサンプル販売を計画。開発と並行して、地方自治体、旅行会社、カーシェア事業者、リゾート施設などと車両導入の協議を進めている。