
(出所:日本テーマパーク開発)
調査・データ日本テーマパーク開発(東京都千代田区)は7日、藤和那須リゾート(栃木県那須町)が2024年12月21日にドローン配送を用いた物流実証事業を実施したと発表した。この事業は、別荘地での迅速な物資供給や災害時の物資輸送の可能性を調査し、物流の効率化と地域課題の解決を目的として行われた。
同実証実験では、那須ハイランドパークから別荘地内のオフグリッドグランピング施設まで、車両で13分かかる距離をドローンで7分で配送。ドローンは災害時の有用性も考慮し、ハザードマップ上の危険地域を飛行しながら状況把握および物資輸送の実証も行われた。当日は見学会や小学生向けの体験会も実施され、地域住民や来場者へのドローン活用の認知を高めた。
藤和那須リゾートは、同実証事業を通じて地域の物流効率化やドライバー不足の解消を目指すとしている。ドローンによる迅速な配送は、別荘利用者や宿泊者の利便性向上に寄与するとともに、災害時には緊急物資の供給手段としても期待されている。また、空き家対策や移住促進、SDGs達成に向けた継続的なデータ収集および課題抽出を行い、持続可能な物流システム構築に向けて関係各所と連携するとしている。
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