調査・データFujitaka(フジタカ、京都市下京区)は21日、京都府南丹市で災害時の物資輸送を想定したドローン物流実証を3月6日に行うと発表した。ドローンによる複数拠点を経由した物資配送の実証は全国でも珍しく、当日は見学も可能となっている。実証は、旧川辺小学校と旧新庄小学校をつなぐルートで行われ、災害時に陸路が遮断された場合の中山間地への物資供給を検証する。
この実証では、桂川河川上空を飛行するドローンが、公園および公民館の2か所を経由し、3か所に合計24キロの物資を輸送する。使用機材はDJI製FLYCART30で、完全自動航行による目視外飛行(レベル3.5)を想定している。
同社は今回の実証を通じて、南丹市におけるドローン物流の恒久的な飛行ルートの確立を目指している。また、災害時の物資輸送だけでなく、平常時にも活用できる仕組みを構築し、地域振興およびドローン技術の実装を推進する。なお、実証の見学は3月4日12時までの申し込みが必要。
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