上空使用権売買でドローン配送実験協力、神戸でも

話題上空シェアサービス「sora:share」（ソラシェア）を提供するトルビズオン（福岡市中央区）は9日、神戸市の都市づくり支援事業「ビー・スマート・神戸プロジェクト」に、六甲山地域のドローン配送実装プロジェクトを提案し、事業実施候補者に選定された、と発表した。

同社提供の「ソラシェア」は、土地の所有者とドローンユーザーとの間で上空使用権を売買するサービスで、同社はこれを用いてドローン配送のルートを確保し、六甲山地域での実装プロジェクトを後押しする。プロジェクトでは、通常の配送業務に加えて災害時の物資輸送など、より社会的な意義を持ったドローン活用を検討しているという。

同社はこれまで広島県府中市、福岡市、山口県下関市と連携し、ドローン配送の実証実験を実現している。

▲「ソラシェア」のイメージ（出所：トルビズオン）