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マースク、印コーチン造船所と船舶修理・建造で覚書

2025年2月18日 (火)

国際大手海運のAPモラー・マースク(デンマーク)は17日、コーチン造船所(インド、CSL)と船舶修理・整備および造船事業に関する協力のための覚書(MoU)を締結すると発表した。この提携は、インド政府の「Vision 2047」に基づく海運業界の発展戦略および2025-26年の予算発表と連携し、インドを世界トップ5の海運拠点にすることを目的としている。

今回の提携は、世界的な船舶修理能力の逼迫が見込まれる中で、インドを国際的な海運サービスセンターとして確立する重要な一歩となる。同社は、同社のグローバル船隊を活用し、CSLの能力強化を支援する。特にコンテナ船の保守・修理・ドック作業に重点を置く。ことしには、最初のマースク船舶がCSLで修理される予定で、長期的な協力関係の第一歩となる。

同MoUでは、国際基準を満たすための技術協力、修理・ドライドック・新造船の共同検討、責任ある業務運営のための合同研修プログラム、CSL社員およびマースク船員向けのスキル開発プログラムなどが含まれる。また、インド政府が25-26年予算で発表した造船・修理クラスターの設立や、低コストでの長期資金調達を目的とした海運開発基金の創設と連動する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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