
▲実証実験を行うUDトラックスの自動運転車両(出所:いすゞ自動車)
調査・データいすゞ自動車(横浜市西区)とUDトラックス(埼玉県上尾市)は18日、新東名高速道路に3月3日に新設される自動運転車優先レーンにて同日、自動運転レベル4トラックの実現に向けた実証実験に参画すると発表した。
両社は経済産業省と国土交通省が推進する「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」の「高速道路における高性能トラックの実用化に向けた取り組み(テーマ3)」に、国内商用車メーカー4社合同で参加している。
自動運転車優先レーンは、高速道路における自動運転トラックの実現を目的として関係省庁などが連携し、平日の22時から翌5時に、駿河湾沼津サービスエリア(SA)-浜松SAの第1通行帯(左車線)に設定するもの。自動運転実験車は優先車両として扱われ、本線におけるインフラとの協調などの実証実験を行うことが可能となっている。
実証ではいすゞの大型トラック「ギガ」をベースとする自動運転トラックを1台ずつ使用。自動運転トラックが安全・円滑に走行可能かどうかを検証。さらに、工事規制・落下物・交通事故といった路上の状況などの先読み情報(車両単独では検知できない道路前方の状況に関する情報)や、自動運転トラックが加速車線から本線に合流したり、本線走行中の自動運転トラックが加速車線から本線に合流する他車両を受け入れたりするのを支援する合流支援情報について、路側機から適切に受信が可能かを確認・検証する。
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