サービス・商品APモラー・マースク(デンマーク)は24日、中国・上海で開催される「第25回中国国際農薬・作物保護展示会(CAC)」に出展し、農薬業界向けの統合物流ソリューションを紹介すると発表した。同展示会は3月17日から19日まで国家会展中心(上海)で開催され、世界120か国以上から2000の企業と9万人の業界関係者が参加する。
農薬業界の物流は、季節性、天候、規制の影響を大きく受ける。例えば、特定の作物の栽培時期に合わせた需要変動や、エルニーニョ・ラニーニャ現象による気候変動、輸送に関する規制の変化が供給網に与える影響は大きい。同社はこれらの課題に対応するため、倉庫保管、陸上輸送、海上輸送を組み合わせた一貫物流サービスを提供し、シーズンごとの需要変動に柔軟に対応できる体制を整えていることをアピールする。
また同社の統合物流ソリューションは、危険物(DG)輸送の専門知識を活用し、業界基準に準拠した輸送と保管を実現。複数の供給元や拠点を横断したリアルタイムの貨物追跡システムを提供し、物流の可視化を強化する。こうした物流体制を背景に、会場ではそれぞれの顧客に応じた課題解決を提案する。
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