トヨタ紡織、米国新工場を2011年秋に稼働

荷主トヨタ紡織は6日、米国ミシシッピ州に設立したトヨタ紡織ミシシッピ（TBMS）の生産開始を2011年秋とすることを発表した。TBMSは、トヨタ自動車の米国工場であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ミシシッピ（TMMMS）に自動車用内装部品を納入するため、07年9月に設立した。車両生産を延期していたトヨタ自動車の稼動決定を受け、今回TBMSも生産準備を再開することにしたもの。

今後TBMSは生産開始に向けて計画的に準備を進め、11年秋からカローラ用のシート、ドアトリムを生産する。生産能力は年間15万台で、16万平方メートルの土地に3万3500平方メートルの工場を建設する。