財務・人事DHLグループ(ドイツ)は6日、2024年度通期の決算を発表した。世界経済の低迷が続くなか、第4四半期は前年同期比6.4%増の227億ユーロの売上高を達成。営業利益も同12.9%増の19億ユーロと大幅な成長を遂げた。
24年度通期の売上高は前年比3%増の842億ユーロとなり、コロナ禍前019年度(633億ユーロ)を大きく上回った。一方、営業利益は59億ユーロと前年度の63億ユーロから7.2%減少したものの、19年度の41億ユーロを上回る水準を維持している。
同社はコスト削減プログラム「フィット・フォー・グロース」を導入し、27年度までに10億ユーロ以上のコスト構造改善を目指す。その一環として、ドイツ国内の郵便・小包部門で8000人の人員削減を社会的責任を持って実施する方針を打ち出した。
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