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SWATモビ、広島バス課題解決へデータ実証運行分析

2025年3月7日 (金)

サービス・商品SWAT Mobility Japan(スワットモビリティジャパン、東京都千代田区)は7日、広島市向けに複数のモビリティデータや人流データを統合して、可視化・分析を行うモビリティデータ連携基盤の提供を開始したと発表した。

▲広島市データ分析システム(出所:SWAT Mobility Japan)

広島市の路線バス事業はコロナ禍を契機とした人々の行動の変容による収支の著しい悪化や運転手不足の深刻化などの様々な要因により維持・継続が難しい状況となっている。路線の最適化、適切な運行便数等のサービス水準の設定などを必要とするものの、交通の評価に必要な指標や判断基準を定量的、かつ客観的に設定することができておらず、より効果的なデータ活用が求められていた。

同社は「広島県モビリティデータ連携基盤」から取得したデータを用いて広島市およびバス事業者が、バスの利用状況の把握やサービス水準設定の為の分析を行うデータ分析システムを構築。それに加え、広島市内で行われた路線バスの実証運行分析を行った。実証実験前後の利用者数、利用傾向の分析や実証運行路線とその関連路線の利用動向変化も合わせて追跡し、実証運行の結果を定量的に取りまとめた。

同システムは行政担当者が交通事業者や住民と対話する際の基礎データになるだけでなく、行政担当者自身が各指標を用いて改善が必要となる箇所の洗い出し、施策実行時の目標値の設定、実証実験後の効果検証などを自立して推進できるようになることが期待される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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