財務・人事日新が8日発表した、2026年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比1.4%増の477億9600万円、営業利益が同23.6%増の24億7300万円、最終利益は75.4%減の14億9800万円と増収最終減益となった。なお上場廃止となる予定であるため業績予想は公開していない。
物流事業セグメントの売上高は前年同期比2.7%増の461億1700万円、セグメント利益は同43.2%増の22億5400万円だった。
日本では海上貨物の輸出が自動車や機械・設備、輸入は食品や雑貨の取り扱いが堅調に推移し、航空貨物では自動車関連貨物や医薬品の取り扱いが収益に寄与した。アジアではタイで輸出航空貨物の取り扱いが自動車関連貨物を中心に増加したもののベトナムでは航空貨物の取り扱いが伸び悩んだ。インド国内における二輪完成車の配送業務等が堅調に推移し、収益に貢献した。中国では上海において海上、航空貨物の取り扱いが堅調に推移したものの、香港では倉庫賃料の上昇等コスト増加が収益の下押し要因となった。
米国では相互関税の影響を受け中国発着貨物の取り扱いが減少し、自動車関連貨物の取り扱いも低調に推移。メキシコにおける自動車関連貨物の取り扱いは伸び悩んだ。欧州ではポーランドにおいて倉庫業務が好調を維持し収支を牽引した。英国では海上、航空貨物の取り扱いが堅調に推移、オーストリアでの機械設備の輸出業務取り扱いが収益に寄与した。
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